スリムな体型を手に入れるためには、さまざまな方法があります。体重減少を目的として全身的に痩せる場合には、運動やダイエットによるカロリー制限や、食欲中枢を抑制する内服薬を服用する内科的療法などがあります。身体のある特定の部分を痩せさせるためには、脂肪吸引を初めとしてメソセラピーや、炭酸ガス注入法やエンダモロジー、最近では超音波により脂肪細胞を破壊していく方法なども紹介されています。
(1)痩身方法について
(1)運動療法:適度な運動での、カロリー消費により、余剰の脂肪を燃焼させて全身的に体重減少を計ります。過激な運動を短時間行うより、軽度の全身運動を長時間(30分以上)行う方が脂肪の燃焼には効果的です。
(2)食事療法:短期間の無理なダイエットは、リバウンドやホルモン異常の原因となることがあり危険です。ダイエットにより、脂肪細胞の大きさは小さくなりますが、数は変わりません。理想的なダイエット食は、糖尿病食とも言われています。一ヶ月に2kg程度の体重減少を目安に長期間続けることが大切です。
(3)内服療法:食欲抑制剤として認められている、Sanorex(サノレックス:一般名マジンドール)を服用し、食事の摂取量を減量していくものです。日本では厚生労働省でも認可されておりますが、安全性の確立されている薬剤でも、ある程度の副作用の可能性がありますので、担当医師の診察をお受けになられてから服用されるようにして下さい。
(2)局所的に痩せる(気になる部分を細くする)方法
(1)脂肪吸引:医療技術として歴史のある、確立された方法です。部分的に、皮下脂肪を減少させるには、一番効果的な方法です。施術は一回で終わりますが、手術として、物理的に脂肪を除去する方法です。
(2)メソセラピー:注射により脂肪を分解、溶解する治療です。薬剤が脂肪細胞に浸透していき、溶解された脂肪細胞は、血中に吸収され体外に排出されます。手術とは異なり、化学的に脂肪を除去する方法です。
(3)炭酸ガス注入法(カーボメット):炭酸ガスが脂肪組織に浸透すると、皮膚及び皮下の血行がよくなり、その部分の代謝が高まります。つまり、脂肪細胞が燃えてエネルギーを作り出し、そのエネルギーによって注入した部分の代謝を良くしますが、脂肪細胞は減りません。
(4)スマートリポ:レーザーによって脂肪を分解します。
(5)エンダモロジー:吸引圧を用いて体外からマッサージのような効果をもたらすものです。
血液やリンパの流れを改善し、局所循環を高める効果があります。セルライトの改善に有効ですが、脂肪細胞を減らすことはできません。
(6)超音波破砕:超音波によって脂肪を破砕しますが、まだ実施までに至っていません。